「うちの猫、血液型って何型か知ってる?」
猫と暮らしていると、ふと気になったりしませんか?特に、日本で一番よく見かける猫柄「キジトラ」。ワイルドな見た目と、ツンデレな性格がたまらないですよね!
実は、そんなキジトラたちの血液型に、猫の長〜い歴史が関係してるとんでもない秘密が隠されてるって、知ってました?
この記事では、「なんでキジトラにはA型が多いの?」っていう素朴なギモンを、猫のルーツや専門家の話を交えながら、わかりやすーく解説しちゃいます!単なる豆知識だけじゃなくて、愛猫の命を守るためにも知っておきたい血液型の大切な話や、キジトラならではのディープな魅力にも迫りますよ!
で、結論から言うと…キジトラ猫は「A型」がめちゃくちゃ多い!

キジトラ猫の血液型の割合とは
猫の血液型って、だいたい「A型」「B型」「AB型」の3種類。人間と似てるけど、その割合は全然違うんです。
日本にいる猫全体だと、こんな感じ。
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A型:約70%~80%
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B型:約20%~30%
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AB型:1%未満(すっごくレア!)
見ての通り、日本の猫はA型がダントツで多いんですよね。
ってことは、「日本で一番ポピュラーなキジトラも、そりゃA型が多いでしょ!」って思いますよね。はい、その通り!動物病院でキジトラの血液型を調べると、ほとんどの子がA型っていうのは、獣医さんの間でも「あるある」なんだとか。
じゃあ、なんでこんなにA型ばっかりなの?その背景には、何万年も前の猫の祖先から続く、壮大なストーリーがあったんです!
なんでキジトラ猫はA型が多いの?そのワケを大調査!

キジトラのご先祖様は
キジトラ猫にA型が多い理由は、彼らのルーツをたどると見えてきます。専門家によると、理由は大きく2つあるみたい。
【理由その1】 ご先祖さま「リビアヤマネコ」の血を引いてるから!
キジトラのきれいな縞模様って、すべてのイエネコのご先祖さまである「リビアヤマネコ」の柄にそっくり!この縞模様こそが猫の基本デザインみたいなもので、キジトラは猫のオリジナルの特徴をがっつり受け継いでるってことなんです。
そして、このリビアヤマネコの血液型は、なんとほとんどがA型だったことがわかっています。
獣医さんから一言!
「ご先祖さまがどんな特徴を持っていたかを知るのは、今の猫たちを理解するのにすごく大事なことなんですよ。キジトラがご先祖さまからA型の遺伝子を強く受け継いでいるのは、その代表例。だから、キジトラにA型が多いのは、すごく自然なことなんです!」
大昔のご先祖さまからずーっと受け継がれてきたA型の遺伝子。それが今のキジトラたちにも流れている。これが、キジトラにA型が多い一番の理由なんですね!
【理由その2】 日本の猫の歴史が関係してる!
猫が日本にやってきたのは、奈良時代のこと。大事な書物をネズミから守る「お仕事」のために、中国から船で連れてこられたのが始まり。このとき日本に来た最初の猫たちが、A型が多いグループだったと考えられています。
その後、日本という島国の中で子孫を増やしていったから、自然とA型の猫がどんどん増えていったんですね。
キジトラは特定のブランド猫じゃなくて、日本中どこにでもいる「ミックス」の代表。日本の猫社会のマジョリティであるA型の血を引く子がたくさん生まれるから、結果的にキジトラ柄の猫にもA型が多くなるってワケです。
猫の血液型、知っておくべき?【これ、めっちゃ大事!】
「うちの子、元気だし血液型なんて知らなくてもいっか」なんて思ってませんか?ちょっと待って!愛猫の血液型を知っておくことは、もしもの時にその子の命を救う、めちゃくちゃ大事な「お守り」になるんです!
1. もしもの時の輸血
猫だって、事故や大きな病気で輸血が必要になることがあります。そんなとき、もし違う血液型を輸血しちゃったら…。「急性溶血性輸血反応」っていう、命の危険があるヤバい拒絶反応が起きちゃうんです。
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特にキケンな組み合わせ:B型の猫にA型の血液を輸血しちゃった場合
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B型の猫は、A型の血液を「敵だ!」と認識して攻撃しちゃう、強力な抗体を持っています。だから、もしA型の血を入れたら、体中の赤血球が壊されてショック状態に…。ほんのちょっとの量でも、命を落とすことがあるんです。
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前もって血液型がわかっていれば、お医者さんもすぐにピッタリの血液を用意できる。それだけで、助かる確率がぐーんと上がるんです!
2. 赤ちゃんを産むなら知っておかないと!
もし愛猫の出産を考えているなら、血液型の知識は絶対必要!特に気をつけたいのが「新生子溶血」っていう、子猫の命に関わるトラブルです。
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B型のお母さん猫 × A型のお父さん猫 から A型の子猫 が生まれた場合
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お母さんの母乳(特に最初の初乳)には、A型の赤血球を攻撃しちゃう抗体が含まれています。
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その母乳をA型の子猫が飲んじゃうと、自分の赤血球がどんどん壊されちゃう!結果、ひどい貧血や黄疸になったりして、生まれて数日で亡くなってしまうことも…。
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これを防ぐには、生まれてから1〜2日、子猫をお母さんから離して、代わりに猫用ミルクをあげる、なんて特別なケアが必要になります。繁殖を考えるなら、必ずパパとママの血液型を調べて、獣医さんに相談してくださいね!
血液型ってどうやって調べるの?
いつもの動物病院で、ちょっとだけ血を採ればすぐにわかりますよ。費用は病院によるけど、だいたい数千円くらい。毎年の健康診断とかワクチンのついでに、お願いしちゃうのがおすすめです!
血液型だけじゃない!キジトラ猫の沼すぎる魅力

キジトラ猫の特徴とは
A型が多いって話をしてきたけど、キジトラの魅力はもちろんそれだけじゃない!ワイルドなご先祖さまの血と、人間と暮らす中で身につけた可愛さがミックスされてるんです。
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性格
野生時代の名残で、ちょっと用心深いところがある賢い子。でも、一度「この人、大好き!」って心を許すと、とことん甘えてくる「ツンデレ」の天才!普段はクールなのに、こっちが油断してるとそーっと膝に乗ってきたり…。そのギャップにやられちゃう飼い主さん、続出中です。運動神経も抜群で、おもちゃで遊ぶ姿はまさに小さなハンター! -
見た目
おでこにあるアルファベットの「M」みたいな模様。これ、幸運の印なんて言われることもあるチャームポイントなんです。目尻からシュッと伸びた黒いラインは「クレオパトラライン」って呼ばれてて、表情がキリッと見えますよね。全身の縞模様は、見てるだけでうっとりしちゃう、小さなタイガーみたい! -
歴史
猫の元祖ともいえる柄で、どんな場所でも生きていけるタフさを持っています。体が丈夫なのも、昔からみんなに愛されてきた理由の一つかも!
【みんなの声】うちのキジトラ、やっぱりA型だった?
実際にキジトラと暮らす飼い主さんたちの声も聞いてみましょう!
やっぱりA型でした! (30代 女性)
「うちのキジトラ、健康診断で調べてもらったら、やっぱりA型でした!普段は超クールで『一人で生きていけますけど?』みたいな顔してるのに、夜は必ず腕枕で寝に来るんです。このツンデレがたまらない!もしもの時のためにも、血液型がわかって本当に安心です。」
うちは珍しいB型! (40代 男性)
「珍しいとは聞いてたけど、うちの子はB型でした。獣医さんにも『少数派ですね!』って言われて、なんだか特別感(笑)。性格はおっとりしてて、他の猫にも優しい平和な子です。輸血が必要になった時のために、同じB型の猫ちゃんを探せるようにドナー登録も考えてます。」
血液型を知ることの大事さを知りました (20代 女性)
「以前に友人から血液型のことを聞いて、愛猫ちゃんの血液型を知っておくのがどれだけ大事かよくわかりました。ただ可愛いだけじゃなくて、命に関わる情報なんですね…。うちの子はまだ若いけど、次の定期検診で絶対に調べてもらいます!」
【まとめ】 愛する猫ちゃんのために、血液型調べてみない?
キジトラ猫にA型が多いのは、ずーっと昔のご先祖さまからの遺伝と、日本での猫の歴史が関係していたんですね。
でももちろん、B型やAB型のキジトラだっています。大事なのは、「たぶんA型でしょ」って思い込むんじゃなくて、あなたの大事な家族が「何型なのか」をちゃんと知っておくこと。
血液型は、もしもの時に愛猫を守る、飼い主さんだけが用意できる『命のお守り』です。愛猫のルーツを知って、その命を守るって、最高の愛情表現だと思いませんか?次の健康診断の時にでも、ぜひ獣医さんに相談してみてくださいね!