バナナを食べてると、うちの子がすり寄ってくる!なんてこと、ありませんか?
逆に、匂いをかいだだけで「シャー!」って逃げちゃう子もいますよね。これって、すっごく不思議!
「猫ってバナナ食べれるの?」「なんであんなに嫌がるの?」って、気になってる飼い主さん、多いんじゃないでしょうか。
実はこれ、ただの好き嫌いじゃないんです。猫ちゃんの体の仕組みに、ちゃーんと理由があるんですよ。バナナは猫ちゃんにとって最高のおやつ?それとも、あげちゃダメな食べ物?
この記事では、そんな猫ちゃんとバナナの謎をスッキリ解決!獣医さんの話を元に、猫ちゃんがバナナを嫌がる本当の理由から、安全なあげ方まで、ぜーんぶ教えちゃいます。これを読めば、もう迷うことなし!
で、結局どっち?猫はバナナを食べれるの?

ちょっとならバナナ食べれる
結論から言っちゃうと、「はい、ちょっとだけなら食べても大丈夫!」です。
バナナには、チョコや玉ねぎみたいに、猫ちゃんにとって超キケンな毒は入っていません。これは獣医さんたちのお墨付き!
だから、もし愛猫がペロッと舐めちゃっても、慌てなくてOKです。
でも、ここが大事なポイント!「毒じゃない」からって、「あげた方がいい」ってワケじゃないんです。
専門家もみんな言ってますが、バナナは猫にとって絶対に必要な食べ物じゃありません。いつものごはんで栄養はバッチリ!
そもそも猫ちゃんは、お肉を食べるのが基本の動物。だから、「食べれる?」だけじゃなくて、「この子に本当に必要かな?」って考えてあげることが、すっごく大切なんですよ。
もし食べるなら…バナナの意外なメリットって?

バナナを食べる時の注意点は?
必須じゃないけど、もし愛猫がバナナ好きなら、ちょっと嬉しい効果も期待できるかも!
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お腹の調子をサポート
バナナには食物繊維がいっぱい!お通じを良くしたり、お腹の中の環境を整えたりするのを手伝ってくれるかもしれません。
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元気の素になる栄養素も!
カリウムとかビタミンとか、体にいい栄養素も入ってます。細胞を元気にして、免疫力アップにも繋がるかも?
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ちょっとリラックスできる?
バナナに含まれる「トリプトファン」っていう成分が、気持ちを落ち着かせるのに役立つかも。でも、これはあくまで「そうかも?」くらいに思っておいてくださいね!
なんで?猫がバナナを嫌がるのにはワケがあった!

バナナを嫌がる猫の理由は?
「うちの子、なんでバナナ嫌いなんだろう?」って思いますよね。実は、それにはちゃんとした科学的な理由があるんです!
【理由1】 だって、「甘さ」がわからないんだもん!
人間がバナナを好きな理由って、やっぱりあの「甘さ」ですよね。でもビックリ、猫ちゃんにはその甘さが全くわからないんです!
猫ちゃんは、甘さを感じるための遺伝子が働いていないんだとか。これはトラやチーターも同じ。だから、猫ちゃんにとってバナナはただの「甘くない食べ物」。ご褒美にはならないんですね。
【理由2】 あの匂いが、とにかくキツイ!
猫ちゃんの鼻って、人間の何万倍もスゴイんです。私たちが「いい香り〜」って思うバナナの甘い匂いも、猫ちゃんにとっては「うわっ、強烈!」って感じちゃうみたい。
バナナの独特な匂いは、お肉の匂いとは全然違うから、「これ、食べ物じゃないな…」って本能的に警戒しちゃうのかも。
【理由3】 ネバネバした食感が、なんかヤダ!
猫ちゃんって、カリカリした食感が好きですよね。バナナのあの柔らかくてネバっとした感じは、いつものごはんと全然違うから、「なにこれ!?」って違和感があるみたい。
ほら、こう考えると、猫ちゃんがバナナを嫌がるのも納得じゃないですか?甘くないし、匂いはキツイし、食感も変…。猫ちゃんからしたら、魅力ゼロなのかもしれませんね!
でも…うちの子はバナナが大好き!一体なぜ?
ほとんどの猫ちゃんが苦手なのに、中にはバナナに夢中な子もいますよね。甘さがわからないのに、一体何にハマってるんでしょう?
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とにかく気になる!
猫ちゃんって好奇心のかたまり!大好きな飼い主さんが美味しそうに食べてたら、「それ、なに?安全なの?」って気になっちゃうみたい。
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この食感が新しい!
少数派だけど、あのクリーミーな食感が「新しい!」って気に入っちゃう個性的な子もいるのかも。
SNSとか見てると、バナナをペロペロ舐めてる猫ちゃんの動画、結構ありますよね。猫ちゃんの好みって、本当にそれぞれなんだな〜って思います!
ちょっと待って!あげる前に知っておきたいリスクと注意点

猫ちゃんとバナナの関係は?
「毒じゃないなら、あげても平気でしょ?」って思うかもしれませんが、ちょっと待って!いいことばかりじゃないんです。あげる前に、デメリットもしっかり知っておきましょう。
メリット (Pros) | デメリット (Cons) |
食物繊維が豊富で腸内環境を整える助けになる |
糖分が多く、肥満や糖尿病のリスクを高める |
カリウムなどの必須ミネラルを補給できる |
ミネラルの過剰摂取が持病(腎臓病など)を悪化させる恐れがある |
ビタミンや抗酸化物質を含む |
粘度が高く、歯周病の原因になりやすい |
トリプトファンによるリラックス効果の可能性 |
食物アレルギーや消化不良を引き起こす可能性がある |
太っちゃうかも!
バナナって、果物の中では結構カロリーも糖質も高め。体が小さい猫ちゃんにとっては、ほんのひとかけらでも結構な量なんです。あげすぎると肥満や糖尿病の原因になっちゃうかも…。
持病がある子は特に注意!
バナナに多いカリウムっていう成分は、腎臓が悪い子にはとってもキケン!心臓が悪い子や、おしっこの病気をしたことがある子も、あげない方が安心です。
歯によくない!
ネバネバしてるから、歯にくっつきやすいんです。それが虫歯や歯周病の原因になることも。もしあげたら、歯磨きしてあげるといいですね!
お腹を壊したり、アレルギーも…
ごくまれにアレルギーを起こす子もいます。あと、食物繊維が多いから、子猫やお年寄りの猫ちゃんはお腹を壊しちゃうことも。冷たいバナナもダメですよ!
どうしてもあげたい!獣医さん推奨・安全ルール
愛猫がバナナ大好きで、健康にも問題がない!そんな子のために、獣医さんおすすめの安全なあげ方ルールを紹介します。これだけは、絶対に守ってくださいね!
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あげるのは「中身だけ」!皮は絶対ダメ!
バナナの皮は、消化できなくて喉や腸に詰まっちゃう危険があります。本当に危ないので、絶対に食べさせないで!白いすじも取ってあげましょう。
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量は「ほんの、ちょびっと」だけ!
おやつは1日のごはん全体の10%までがルール。バナナなら、親指の爪くらいの大きさが目安です。毎日じゃなくて、特別なご褒美のときだけにしてあげてくださいね。
猫の体重 | 1日の最大量の目安 |
3kg未満 |
小さじ半分程度 |
3~5kg |
小さじ1杯程度 |
5kg以上 |
小さじ1.5杯程度 |
注意:これは元気な大人の猫ちゃんへの、たまーにあげる時の目安です。心配なら、かかりつけの獣医さんに聞いてみてね! |
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喉に詰まらないように、潰してあげよう
窒息しないように、フォークで潰してペースト状にしたり、ちっちゃーく刻んでからあげてください。あと、冷蔵庫から出したてはNG!常温に戻してからにしましょう。
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バナナ味のお菓子は絶対NG!
人間用のバナナチップスやバナナジュース、ケーキなんかは、砂糖や油がいっぱいで猫には有害!絶対にあげないでくださいね。
みんなはどうしてる?飼い主さんのリアルな声

みんなの猫ちゃんは?
専門家の話も大事だけど、やっぱり気になるのは他の飼い主さんの声ですよね!
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バナナLOVEな子たち
「皮をむく音を聞いただけで走ってくる!」「もっと欲しくて二本足で立つんです!」なんて、熱烈なファンもいるみたい!
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なぜか「皮」に夢中な子も…
不思議なことに、中身より皮が好きな子もいるとか。でも、皮は危ないのでゴミ箱はしっかりフタをしましょうね!
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やっぱり「断固拒否!」派
「匂いを嗅いだ瞬間に、ものすごい顔して逃げてった…」これが一番多いパターンかもしれませんね(笑)。
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ちょっとヒヤッとした話
「少しあげたら下痢しちゃった」「食べた後、体をカイカイしてた」なんて声も。初めての食べ物は、アレルギーとかお腹を壊すこともあるってことですね。最初はほんの少しから、様子を見ながらあげるのが鉄則です!
【まとめ】 愛猫とバナナ、いい関係でいよう!
さて、猫ちゃんとバナナについて色々見てきましたが、大事なことをおさらいしましょう!
まず、バナナは毒じゃないけど、リスクもゼロじゃない!特に糖分が多いから、あげすぎは禁物です。
次に、ほとんどの猫ちゃんが嫌がるのは、甘さを感じないし、匂いや食感が苦手だから。猫ちゃんにとっては、全然美味しくないんですね。
もしあげるなら、健康な子に、たまーのご褒美として、ほんのちょびっとだけ!皮は絶対ダメですよ。
そして一番大事なのは、うちの子の気持ちを尊重してあげること。もし興味津々なら、ルールを守って少しだけ。でも、嫌がったら絶対に無理強いはしないでくださいね。
愛猫のごはんは、やっぱり猫用の総合栄養食が一番!おやつも、猫ちゃんに合ったものを選んであげるのが、最高の愛情表現かもしれませんね!