右と左で目の色がちがう、キラキラの宝石みたいな瞳を持った猫、オッドアイ。見かけたら、思わず「わぁっ!」って声が出ちゃうくらいキレイですよね!
「幸運を運んでくる」なんてウワサもあるオッドアイだけど、なんでそんな不思議な瞳で生まれてくるのか、知ってますか?
この記事では、ミステリアスな猫のオッドアイについて、
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オッドアイの猫に会える確率って、どのくらい?
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どんな色の組み合わせがあるの?
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【超激レア】三毛猫のオッドアイはなぜ珍しい?
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なんでオッドアイになるの?っていう科学的なハナシ
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実際に飼ってる人のリアルな声
こんなギモンを、どこよりも分かりやすく解説しちゃいます!これを読んだら、オッドアイの猫ちゃんのことが、もっともっと好きになること間違いなし!
そもそも、猫の「オッドアイ」って何のこと?

猫のオッドアイってなんのこと?
猫のオッドアイっていうのは、左右の瞳の色がバラバラなこと。専門的には「虹彩異色症(こうさいいしょくしょう)」なんて難しい名前があるけど、これは病気じゃなくて、その子だけの特別な「個性」なんです。
片方の目がキラキラのブルーで、もう片方がイエローとかグリーンなことが多くて、そのコントラストがすっごくキレイ!日本だと「金目銀目(きんめぎんめ)」って呼ばれてて、昔から「縁起がいい猫」として大事にされてきたんですよ。
オッドアイの猫に会える確率は?白猫に多いってホント?
「オッドアイの猫って、めったに見かけないけど、会える確率ってどのくらい?」って気になりますよね。
実は、猫全体でオッドアイが生まれる確率っていうハッキリしたデータはないんです。でも、すっごくレアなのは間違いありません!ペットショップとか譲渡会でも、なかなかお目にかかれない、まさに幻の猫ちゃんなんです。
ただ、オッドアイは特に「真っ白な猫」に多いことが知られています。あるデータだと、白猫ちゃんの約4分の1、つまり25%くらいがオッドアイで生まれてくるんだとか!もし白猫のきょうだいを見かけたら、その中にオッドアイの子がいる確率は、他の猫ちゃんよりずっと高いってことですね!
猫のオッドアイの種類は?どんな色の組み合わせがあるの?

猫のオッドアイの種類や組み合わせは?
オッドアイの色の組み合わせは色々あるけど、だいたい**片方の目は必ず「ブルー」**なのが特徴です。もう片方の目は、その子がもともと持ってる瞳の色になります。
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ブルー & カッパー(イエロー)
一番よく見かける組み合わせ!青と黄色のコントラストが最高にカワイイ! -
ブルー & グリーン
エメラルドとサファイアみたいで、なんだか神秘的でクールな感じ。 -
ブルー & ブラウン(ヘーゼル)
落ち着いた茶色の瞳に、青い瞳がキラリ。ちょっと大人っぽい雰囲気です。
どっちの目が青くなるかはその子次第。この色の組み合わせが、世界に一匹だけのチャームポイントになるんですね!
【超激レア】 三毛猫のオッドアイは、なぜ珍しいの?

三毛猫のオッドアイは珍しい
白猫のオッドアイも十分レアだけど、実はもっともっと珍しい、「激レア中の激レア」が存在します。それが、三毛猫のオッドアイです!
「え、なんで三毛猫だとそんなに珍しくなるの?」って思いますよね。それには、遺伝子のルールが関係してるんです。
ちょっとややこしいけど、簡単に言うと…
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オッドアイになる主な原因は、あとで詳しく説明する「体を真っ白にする遺伝子(W遺伝子)」のしわざ。
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でも、三毛猫が三毛猫であるためには、この「体を真っ白にする遺伝子」を持ってちゃダメなんです。(持ってたら、三毛模様が全部隠されて、ただの白猫になっちゃうから!)
じゃあ、どうやって三毛猫がオッドアイになるのか? それは、体に白いブチ模様を作る「白斑遺伝子(S遺伝子)」が、偶然、奇跡的な配置で片方の目の上だけを白くしたときなんです!
体の白い部分が、ピンポイントで片目だけにかかるなんて、ものすごい偶然ですよね。だから、三毛猫のオッドアイは「奇跡の子」って言われるくらい珍しいんです。もし出会えたら、ものすごくラッキーですよ!
【専門家が解説】なんで猫はオッドアイになるの?

猫のオッドアイは何故なるの?
じゃあ、本題!なんで猫はオッドアイになるんでしょう?そのカギを握ってるのが「遺伝子」と「メラニン色素」っていう色の素です。
専門家によると、オッドアイのほとんどは、体を白くするパワーを持つ「W遺伝子」っていうのが関係してるんだそう。
ちょっとだけ詳しく説明すると、こんな感じです。
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W遺伝子のパワー!
このW遺伝子、実は色の素(メラニン色素)を作る細胞が、赤ちゃんのときに体中に広がるのを「ストップ!」って邪魔する力を持ってるんです。だから、この遺伝子を持つと、本来の色が隠されて真っ白な猫になります。 -
青い瞳の正体
この「ストップ!」の力が、目の色にも影響します。目の色を作る細胞が虹彩に届かないと、そこには色がなくなります。色がないのに青く見えるのは、空が青く見えるのと同じ理屈。つまり、青い瞳って、青い色があるんじゃなくて、「色がないから青く見えてる」だけなんです!びっくりですよね! -
左右の差がオッドアイを生む!
この遺伝子の「ストップ!」っていう命令が、片方の目にだけ強く届いちゃって、そこだけ青い瞳になる。もう片方の目には命令が弱くて、ちゃんと黄色とか緑の色がつく。この**「命令の伝わり方のムラ」**が、オッドアイっていう奇跡を起こすんです!
ちょっと注意!猫のオッドアイと耳のハナシ
実は、色の素を作る細胞って、耳の中で音を感じるためにも働いてるんです。
だから、青い瞳と同じ側の耳には、その細胞が届かなくて、生まれつき耳が聞こえにくいことがあるのも事実。獣医さんによると、白猫のオッドアイの3〜4割は、聴力に何かしらのハンディがあると言われています。
もちろん、みんながみんな聞こえないわけじゃないですよ!でも、もしオッドアイの子と暮らすことになったら、後ろから呼んでも反応が薄いかな?とか、ちょっと気にかけてあげるといいかも。床をトントンって叩く振動で呼んであげたり、工夫次第でコミュニケーションはバッチリとれます。心配なら、動物病院で検査してもらうと安心ですね!
【体験談】オッドアイの猫と暮らすって、どんな感じ?
実際にオッドアイの猫と暮らしてる人たちのリアルな声、気になりますよね!SNSとかで、素敵なエピソードを見つけました。
「見た目がクールだからか、初めて会う人には『大人しいね』って言われるけど、実はめっちゃ甘えん坊!家に帰ると『にゃー!』って言いながらすっ飛んでくるのが、たまらなくカワイイ!」
「名前を呼んでも振り向かないから病院に行ったら、やっぱり青い目のほうの耳が聞こえにくかったみたい。でも手招きしたり、おもちゃの音を鳴らせばすぐ気づく!今じゃアイコンタクトで会話してます。全然、不便じゃないですよ!」
「とにかく写真映えがヤバい!右から撮るか左から撮るかで、全然ちがう猫みたいに見えるから、最高のモデルさんです。ついSNSに上げすぎちゃう(笑)」
「日向にいるときと日陰にいるときで、瞳の輝きが全然ちがうんです。そのミステリアスなところが、この子の最大の魅力かなって思います。」
見た目の美しさだけじゃなくて、性格のギャップとか、ちょっとしたハンディキャップさえも「カワイイ!」って思えちゃうのが、オッドアイの猫と暮らす醍醐味みたいですね!
猫のオッドアイは、奇跡が生んだ最高の個性!
今回は、猫のオッドアイについて、色々とお話ししてきました!
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オッドアイは超レア!特に白猫ちゃんに多いよ!
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色の組み合わせは色々あるけど、片方はブルーなのが特徴!
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原因は遺伝子の気まぐれ!
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青い瞳側の耳が聞こえにくいこともあるけど、愛情でカバーできる!
オッドアイは、ただ「キレイ」とか「珍しい」だけじゃないんです。遺伝子が起こした偶然の奇跡から生まれた、世界に一つだけの、かけがえのない「個性」。もしあなたが幸運にもオッドアイの猫に出会えたら、そのキラキラの瞳をじーっと見つめてみてください。そこには、あなたとの出会いを待っていた、特別な物語が輝いているはずですよ!