ねこ飼いさん、突然ですが、こんな経験ありませんか?
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動物病院に連れて行きたいのに、キャリーに入れるのを嫌がって大暴れしちゃう!
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爪切りや薬をあげたいけど、どうしても嫌がってうまくいかない…
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災害が起きたら、うちの子を安全に避難させられるか心配で…
そんな時、「猫を洗濯ネットに入れるとおとなしくなるらしいよ!」なんて話を聞いたこと、ありますよね。でも、「洗濯ネットに入れるなんて、ちょっとかわいそうかな?」「これって本当に正しいやり方なの?」って、ギモンに思う方もいるかもしれません。
でも、安心してください!実は、猫ちゃんを洗濯ネットに入れるのって、猫ちゃんの安全も飼い主さんの安全も守るために、獣医さんとかプロの保護猫活動家さんも「これが大事!」ってオススメしてる、すごく有効な方法なんです!
今回は、なんで猫ちゃんを洗濯ネットに入れるのが良いのか、どんなネットを選んだらいいのか、そして何より猫ちゃんにストレスをかけずに洗濯ネットに入れる「正しい方法とコツ」を、獣医さんのアドバイスとか、自分の経験談だけでなく、他のベテラン猫飼いさんたちの「こんな風にやってるよ!」っていう経験談も交えて、た〜っぷり解説しちゃいます!
この記事を読めば、あなたも愛猫ちゃんも、もっともっと安心して過ごせるようになるはずですよ!
1. 「なんで猫を洗濯ネットに入れるの?それ、必要?」って思うかもしれないけど、ちゃんとワケがあるんです!

なんで猫ちゃんを洗濯ネットに入れるの?
「洗濯ネット」って聞くと、なんかちょっと強引なイメージを持っちゃうかもしれないけど、実はね、いろんな場面で猫ちゃんと飼い主さんを守るための、大切な役割があるんですよ。
獣医さんも「これ大事!」って言ってます!洗濯ネットで猫ちゃんのパニック防止!病院も安心♪
猫ちゃんを洗濯ネットに入れる理由の一つは、動物病院に行く時なんです。

洗濯ネットに入って診察
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猫ちゃんのパニックを防いで、安心させてあげるため!
動物病院って、猫ちゃんにとっては普段と違うニオイとか音がいっぱいで、めちゃくちゃストレスが多い場所なんです。怖がって暴れちゃう猫ちゃんは、興奮して飼い主さんや獣医さんを引っ掻いたり噛んだりすることもありますよね。洗濯ネットに入れるとね、体がすっぽり包まれるから、猫ちゃんは「あれ?なんか落ち着くぞ?」って安心しやすいんです。狭い場所が好きっていう猫ちゃんの習性もあって、パニックにならずに落ち着いてくれることが多いんですよ。まるでタオルとかおくるみに包まれてるみたいに、猫ちゃんの「怖い!」っていう気持ちを和らげる効果が期待できるんです。
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診察や処置がスムーズになるから!
ネットに入ってることで、猫ちゃんの動きがちょうどよく制限されるから、獣医さんはもっと安全に、しかも早く診察とか注射、採血なんかの処置ができるようになるんです。猫ちゃんも短い時間で処置が終わるから、ストレスが最小限で済むんですよ。特に、臆病な猫ちゃんとか、普段から人見知りする猫ちゃんの場合は、ネットに入れてあげることで、診察台から飛び降りちゃって怪我するのを防いだり、猫ちゃん自身の危険も減らせるんです。
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飼い主さんの安全も守れるから!
興奮しちゃった猫ちゃんに引っ掻かれたり噛まれたりすると、飼い主さんが怪我しちゃうことってありますよね。深い傷になっちゃうと、バイ菌が入っちゃう心配もあるから、ネットは飼い主さんの手を守る盾みたいな役割も果たしてくれるんですよ。
災害時や緊急時にも猫ちゃん+洗濯ネットが大活躍!

猫ちゃんの緊急時に
最近、地震とか水害とか、いつどこで災害が起きるかわからない時代になっちゃいましたよね。もしもの時に、大切な愛猫ちゃんを安全に避難させるためにも、洗濯ネットって、すっごく役立つんです!
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サッと捕まえて、逃げ出しちゃわないように!
パニックになっちゃった猫ちゃんって、普段はおとなしい子でも、予想外の動きをすることがあるんです。災害の時って、本当に時間が勝負になるから、洗濯ネットがあれば、猫ちゃんをサッと捕まえて、そのままキャリーバッグとか避難用のバッグに入れられちゃうんですよ。もし運悪くキャリーの扉が壊れちゃったり開いちゃったりしても、ネットに入ってれば猫ちゃんが遠くに逃げ出しちゃうのを防げるから、後で保護しやすくなります。
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避難所でのストレスをちょっとでも減らしてあげられる!
避難所って、たくさんの人とか動物が集まるから、猫ちゃんにとってはめちゃくちゃ大きなストレスになるんです。洗濯ネットに入れたままキャリーに入れてあげると、猫ちゃんは外からの刺激をちょっとだけ遮断できるから、狭い空間だけど落ち着きやすくなるんですよ。
猫ちゃんの爪切りにも暴れることなく、洗濯ネットが大助かり!
普段のお手入れでも、洗濯ネットは飼い主さんの大きな味方になってくれます。

洗濯ネットに入って爪切り
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安全に保持できて、作業もスムーズに!
爪切りとか、薬をあげるとか、ブラッシングとか、猫ちゃんが「やだー!」って嫌がるお手入れの時に洗濯ネットに入れると、猫ちゃんが暴れるのを防げるから、飼い主さんが安全に作業を進められるんです。特に、網目が粗めのネットだと、ネットの隙間から爪をニュッと出して爪切りできたり、お薬を飲ませたりすることもできるんですよ。
うちの猫ちゃんは爪切りが苦手なので、洗濯ネットが大活躍!でも粗めのネットじゃなく、細かいネットに足だけ出るように穴を開けて使ってます♪ -
猫ちゃんへの負担も減らせる!
飼い主さんが慣れない手つきで猫ちゃんを抑えつけたり、猫ちゃんが暴れて時間がかかっちゃったりすると、猫ちゃんにとってすごく負担になっちゃいますよね。ネットを使うと作業がスムーズに終わるから、猫ちゃんのストレスもグッと減らせるんです。
猫ちゃんのシャンプーやお風呂も、洗濯ネットで安心!
猫ちゃんのシャンプーって、「もう一仕事…」って思ってる飼い主さんも多いんじゃないかな?

洗濯ネットに入ってシャンプー
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暴れるのを防いで、怪我の心配も少なくなる!
シャンプーが苦手な猫ちゃんを洗濯ネットに入れると、暴れて引っ掻いたり、お風呂場からピョンって飛び出しちゃうのを防げます。猫ちゃんも飼い主さんも怪我の心配が少なくなるから、安全にシャンプーができるんですよ。
2. 失敗しない!猫ちゃんにピッタリな洗濯ネット選びのコツ
どんな洗濯ネットでもいいってわけじゃないんです。猫ちゃんの安全と快適さをちゃんと考えてあげるには、最適なネットを選ぶことがすごく大事なんですよ。
100均でもいいんですけど、その中でも素材や網目の細かさなど、猫ちゃんにあった選択が必要なんです。猫ちゃんは繊細なので、相性って大事なんです。

洗濯ネットは何にする?
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素材は丈夫さが命!
猫ちゃんの爪が引っかかったり、ガブッと噛んじゃっても破れにくい、丈夫なポリエステル製を選んでくださいね。普段の衣類用に使ってるような薄いネットだと、あっという間に破れちゃうから、できるだけ使用は控えた方がいいかも。猫ちゃんの性格によっては、100均でも大丈夫なので、まずはダメもとで安価なものから試すのもありですよ。
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ポイント
猫ちゃんのために作られた専用ネット(「猫壱 おちつくネット」とか!)は、破れにくくできてて、安心して使えますよ。
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メッシュ(網目)の細かさもチェック!
網目が細かすぎると、猫ちゃんが息苦しくなっちゃうかもしれないし、粗すぎると爪が引っかかったり、猫ちゃんの動きが制限されずに暴れちゃうこともあります。猫ちゃんの爪が引っかかりにくくて、ちょうどいい目の細かさを選びましょ。
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ポイント
中の猫ちゃんの様子がちゃんと見えて、しかも爪が引っかかりにくい、適度な目の粗さが一番なんです。病院へ行く目的で使うなら、獣医さんが診察しやすいように、あまり目が細かすぎない方が良いって言われてます。
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ファスナーの種類と強度も重要!
猫ちゃんが自分でファスナーを開けて脱走しちゃわないように、ロック機能がついてるものとか、ファスナーが二重になってるものがオススメです。あと、丈夫で、開け閉めがスムーズにできるかどうかも確認してくださいね。これも猫ちゃんの性格次第なので、そんなに暴れないタイプなら、そこまで気にしなくてもいいかも。
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ポイント
ファスナーの引き手が外側からしか操作できないようになってたり、隠れるような構造になってるものだと、猫ちゃんが内側から開けちゃう心配を減らせますよ。
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サイズ選びも慎重に!
猫ちゃんの体に合ったサイズを選んであげましょう。小さすぎると猫ちゃんが窮屈でストレスになっちゃうし、大きすぎると中で動き回っちゃってネットの効果が薄れちゃうことも。
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ポイント
猫ちゃんがネットの中でゆったりと丸くなれるくらいの、猫ちゃんより一回り大きめの平型とか筒型がオススメです。もし災害用に用意するなら、猫ちゃんが中に少し体を丸めておけるくらいのゆとりがあるものを選んであげるといいですね。結局のところ、大は小を兼ねます。
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3. 獣医さんに聞いた!猫ちゃんのストレスを減らす「洗濯ネットへの正しい入れ方」の根拠
猫ちゃんを洗濯ネットに入れるのは、確かに有効な方法です。でも、猫ちゃんに「嫌だな〜」っていうストレスをできるだけ与えないための「正しい入れ方」があるんです。獣医さんとか、動物行動学のプロが「こうすると猫ちゃんも安心するよ」ってオススメする、猫ちゃんの気持ちに寄り添った入れ方を一緒に見ていきましょう。

猫ちゃんの気持ちが第一!
猫ちゃんの気持ちを理解してあげよう!嫌なことと不安な気持ち
猫ちゃんってね、もともとすごく自由を大切にする生き物で、体をギュッとされるの(拘束されること)がめちゃくちゃ嫌いなんです。それに、これから何が起こるか分からない状況とか、急な変化に対しても、すごく強い不安を感じやすい性質があるんですよ。だから、洗濯ネットに入れるってことは、猫ちゃんにとって「自由を奪われて、これから何が起こるの?!怖い!」って思っちゃうことに繋がりやすくて、それがストレスになったり、嫌がって抵抗する原因になっちゃうんです。獣医行動学の専門家さんも、「猫ちゃんのこの本能的な嫌な気持ちを、できるだけ小さくしてあげることが、ネットを使う上で一番大事なことなんだ」って言ってます。
ストレス軽減の「決め手」は「素早さ」と「優しさ」
多くの獣医さんはね、猫ちゃんを洗濯ネットに入れる時に一番大事なのは「素早く入れること」と「優しく接すること」、そして「無理強いをしないこと」だってアドバイスしてるんです。
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素早く入れること
猫ちゃんが「あれ?今から何が始まるの?」って状況を理解してパニックになっちゃう前に、一瞬でサッとネットに入れることがすごく大事なんです。もしモタモタしちゃうと、猫ちゃんは「なんか嫌なことされるぞ…」って察知して、もっと嫌がって暴れちゃう可能性が高まります。
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優しく扱うこと
乱暴に扱ったり、無理やりギュウギュウ押し込んだりするのは、絶対にダメです!猫ちゃんに怖い思いをさせちゃうと、ネットを見るだけで逃げ回るようになっちゃうし、あなたとの信頼関係も大きく傷つけてしまいます。優しく声をかけながら、穏やかな気持ちでネットの中に誘導してあげましょう。
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無理強いはしないこと
もし猫ちゃんがすごく暴れたり、明らかに嫌がってる場合は、一度無理せず中断して、少し時間を置いてから再挑戦してみましょう。無理やり押し付けちゃうと、猫ちゃんとの信頼関係が壊れちゃうだけでなく、ネットを見るだけで「あの嫌なものだ!」って認識して、今後一切入ってくれなくなっちゃう原因にもなります。
猫ちゃんを洗濯ネットに入れることの安全上のメリット(獣医さんの視点から)

獣医さんとの相談も大事
獣医さんの視点から見るとね、洗濯ネットって、ただ「動きを制限する道具」ってだけじゃないんです。もっと深い、安全上のメリットがあるんですよ。
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噛んだり引っ掻いたりするのを防ぐ!
興奮しちゃった猫ちゃんに噛まれたり引っ掻かれたりするのって、飼い主さんにとっても獣医さんにとっても危ないですよね。ネットは一時的にバリアになってくれるから、こういう怪我を防いでくれます。
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猫ちゃん自身の怪我も防げる!
動物病院の診察台とか、ケージの中でパニックになっちゃって、飛び降りちゃったり、物にぶつかったりして、猫ちゃん自身が怪我しちゃうリスクも減らせるんです。ネットがフワッとクッション代わりになってくれることもありますよ。
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「隠れ場所」として落ち着かせる効果も!
猫ちゃんって、狭くてちょっと暗い場所が好きっていう性質がありますよね。ネットの中って、外からの刺激をちょうどよく遮ってくれるから、猫ちゃんにとっては一時的な「隠れ場所」みたいに感じて、不安な気持ちを和らげる効果も期待できるんです。
4. これで完璧!猫ちゃんが嫌がらない「洗濯ネット」に入れる具体的な方法・かぶせ方(先輩猫飼いさんの経験談も♪)
さあ、ここからは、実際に猫ちゃんを洗濯ネットに入れる具体的な方法と、ベテラン猫飼いさんたちが「これ、使えるよ!」って教えてくれたコツを、じっくりご紹介しちゃいますね。
まず大事な心構えは「焦らず、優しく、短時間で!」
どんな方法を試す時でも、一番一番大切なのは、飼い主さんの「焦らない」「優しく接する」「短い時間で終わらせる」っていう気持ちなんです。猫ちゃんって、飼い主さんの気持ちをすごく敏感に感じ取りますよね。だから、あなたが緊張したり焦ったりすると、猫ちゃんも「あれ?なんか変な空気…?」って不安になっちゃって、もっと嫌がって抵抗する可能性が高くなっちゃうんです。リラックスして、サッと!が合言葉ですよ。
【方法1】 頭からそ〜っと誘導するやり方

洗濯ネットに猫ちゃんを誘導
この方法は、普段から比較的おとなしい猫ちゃんとか、すでに洗濯ネットに少し慣れてる猫ちゃんにオススメのやり方です。
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ネットを大きく広げておく
まず、洗濯ネットの口を大きく開いて、床にペタッと広げておきます。 -
猫ちゃんをネットの奥へ誘導する
猫ちゃんが大好きなオヤツとか、ユラユラ揺れる猫じゃらしを使って、ネットの奥へ奥へと誘導してみてください。もし猫ちゃんが自分からネットの中に入ってくれたら、もう大成功!「えらいね〜!」って褒めてあげましょう。 -
優しく頭から入れてあげる
もしオヤツとかじゃらしで誘導するのが難しい場合は、猫ちゃんの首元を優しく持って、頭からネットの奥へ「スッ」と入れてあげます。この時、嫌がって体を固めたり、抵抗し始めたら、無理せず一度やめて、猫ちゃんを落ち着かせてあげましょうね。 -
素早くファスナーを閉める!
猫ちゃんが中に入ったら、間髪入れずにファスナーを「シャーッ!」と閉めちゃいます。ファスナーの端っこまで、カチッとしっかり閉めて、猫ちゃんが内側から開けられないように確認してくださいね。
【方法2】 お尻からスッと入れる「秘技」(暴れん坊さん向け!)

スッと行ってドーン
このやり方は、ちょっと暴れやすい猫ちゃんとか、「とにかく早く入れたい!」って時にオススメの、たくさんの猫飼いさんが「これ最強!」って実践してるテクニックなんです。
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ネットの口を大きく開けて準備
洗濯ネットの口を大きく開いて、片方の手でしっかりネットの口を持ちます。もう片方の手で、猫ちゃんを優しく抱っこしてください。 -
猫ちゃんの背中からお尻を入れる!
猫ちゃんの背中側からネットの口に近づけて、まずはお尻から「スッ」とネットの中に入れてあげます。猫ちゃんは前足で抵抗しようとすることが多いので、お尻から入れることで、抵抗する間もなく体がネットの中にスッと入りやすくなるんですよ。 -
そのまま全身を滑り込ませる
体が半分くらいネットの中に入ったら、猫ちゃんを優しくそっと押し込むようにして、全身をネットの中に入れ込みます。 -
素早くファスナーを閉める!
猫ちゃんが全身ネットの中に入ったら、もう本当に間髪入れずにファスナーを「シャーッ!」と閉めてください!そして、端っこまで、カチッとしっかりロックするのを忘れずにね。
【方法3】 タオルで包んでから入れる「おくるみ作戦」(怖がりさん向け)

優しく落ち着かせてからネットへ
猫ちゃんが特に怖がりさんだったり、普段からタオルに包まれることに慣れてる子には、この「おくるみ作戦」がすごくオススメです。うちの猫ちゃんは、これじゃないとダメでしたね。
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タオルで猫ちゃんを優しく包んであげる
猫ちゃんを大きめのバスタオルなどで、優しく、でもズレないようにしっかりと包んであげます。この時、猫ちゃんの顔も隠れるようにしてあげると、猫ちゃんは「あれ?暗いし見えないから安心…」って思って、落ち着きやすくなるんですよ。 -
タオルごとネットの中へ!
タオルで包んだ猫ちゃんを、そのまま洗濯ネットの中にそっと入れてあげます。タオルがフワッとクッション代わりにもなってくれるから、猫ちゃんが感じる「体を拘束されてる感」を和らげてくれて、より安心できるんです。 -
素早くファスナーを閉める!
タオルごとネットに入ったら、すぐにファスナーを「シャーッ!」と閉めてあげましょう。
【方法4】洗濯ネットを広げて待ち構える「おびき寄せ作戦」(自ら入ってくれる子向け)

うまく洗濯ネットへ誘き寄せよう
普段から隠れる場所を探すのが好きな猫ちゃんとか、洗濯ネットに対してあまり抵抗がない猫ちゃんには、この「おびき寄せ作戦」が成功しやすいことがあります。
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リビングとかに洗濯ネットを置いておく
普段から洗濯ネットを、猫ちゃんがよくいるリビングとかお気に入りの場所に、口を開けた状態で広げて置いておきます。 -
おやつやおもちゃで誘ってみる
ネットの中に、猫ちゃんが大好きなオヤツとか、興味を引くおもちゃを置いておき、猫ちゃんが自分から「なんだこれ?」って興味を持って、中に入ってくれるのを気長に待ちます。 -
入ってくれたら、褒めてご褒美!
猫ちゃんがネットの中に入ってくれたら、「わ〜!すごいね〜!いい子だね!」って優しく褒めて、特別なおやつをあげたり、たくさん撫でてあげたりして、「ネットに入ると良いことあるぞ!」って紐付けましょう。これを繰り返すと、ネットへの抵抗がどんどん少なくなっていきますよ。うちも大袈裟なほど褒めて、最後には必ずご褒美をあげてます。甘すぎかな? -
いざ緊急時!
もし緊急でネットに入ってもらう必要がある時は、猫ちゃんがネットの中に入っている隙を狙って、静かに、そして素早くファスナーを閉めてあげてくださいね。
慣らすための工夫!普段から洗濯ネットに「良い印象」をつけてあげよう!

洗濯ネットに慣れさせよう
一度「嫌だったな〜」って経験をしちゃうと、猫ちゃんってなかなか忘れないんです。だから、いざという時にスムーズにネットに入ってもらうためには、普段から洗濯ネットに「良い印象」をつけておくことが、成功の鍵になりますよ。
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洗濯ネットを「遊び道具」にしちゃおう!
ネットの中に猫ちゃんのおもちゃを入れて一緒に遊ばせたり、ネットを猫ちゃんの秘密基地とか隠れ家みたいに使わせたりして、ネットに「楽しい思い出」をいっぱい作ってあげましょう。「ネットは遊びの場所!」って思ってくれたら、最高ですよね。
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洗濯ネットに入ってくれたら、ご褒美タイム!
もし猫ちゃんがネットにちょっとでも入ってくれたら、すかさず「よくできたね!」って褒めて、特別に好きなおやつをあげたり、たくさん撫でてあげたりして、「ネットに入ると良いことあるぞ!」って紐付けましょう。これ、本当に効果的です。
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またたびも活用してみる!
またたびが大好きな猫ちゃんだったら、ネットに少し振りかけておくと、またたびの匂いに誘われて、興味を持って自らネットの中に入ってくれることもありますよ。あなたの猫ちゃんが一番お気に入りのおやつとかでもいいかも。
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洗濯ネットに慣れるための「秘密の場所」作戦
ネットを広げたまま、猫ちゃんが普段からよく隠れるお気に入りの場所(段ボール箱の中やケージの中など)にそっとセットしてみてください。そこに好きなおやつを置いたり、普段使っているタオルを入れて匂いをつけたりすると、より警戒心なく入ってくれることがありますよ。ずっとじゃなくても、使う前日にそっと寝床に置いておくだけでも、いきなり見せるより警戒心がなくなって使いやすくなります
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普段からキャリーとセットで慣らしておこう
洗濯ネットに入れたら、そのままキャリーバッグに入れる練習も、普段から少しずつ行っておくと、動物病院へのお出かけもスムーズになります。「ネットに入って、キャリーに入るのはいつものこと」って思ってもらうのが理想です。
5. 逆効果に注意!猫を洗濯ネットに入れる時に「やっちゃいけないこと」

何事も無理やりはダメ!
猫ちゃんの安全と、あなたとの大切な信頼関係を守るために、これから言う行動だけは、絶対に避けてくださいね。
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無理やり押し込む、追いかけるのはやめて!
猫ちゃんを無理やりネットに押し込んだり、部屋の隅に追い詰めて捕まえようとしたりするのは、絶対にダメです。猫ちゃんに「怖い!」っていう恐怖心を与えちゃうと、ネットを見ただけで「逃げなきゃ!」ってパニックになっちゃうようになるし、あなたとの信頼関係も大きく傷つけてしまいます。
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うまくいかなくても怒鳴ったり、叱ったりしない!
猫ちゃんは、私たちが怒鳴ったり叱ったりしても、その意味を理解できません。むしろ、あなたが怖くて、不安な気持ちが増幅されちゃって、かえって暴れたり、問題行動につながったりすることがあります。優しく、落ち着いて接することを心がけましょう。むしろ、出してあげる時に、めちゃくちゃ褒めて、甘えさせるのが大事です!
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洗濯ネットに入れたまま長い時間放置しない!
洗濯ネットは、あくまで一時的に猫ちゃんの動きを制限するための道具です。猫ちゃんが長い時間過ごすための場所ではありません。中に閉じ込められたまま長時間放置されると、猫ちゃんは大きなストレスを感じてしまいます。用事が済んだら、すぐにネットから出してあげましょうね。
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洗濯ネットだけで移動させるのは危険!
洗濯ネットは「一時的な保定具」であって、猫ちゃんを移動させるためのキャリーバッグの代わりにはなりません。必ず洗濯ネットに入れた上で、しっかりとした丈夫なキャリーケースに入れましょう。ネットだけだと、猫ちゃんが脱走しちゃったり、外からの衝撃で怪我しちゃったりするリスクがあるんです。
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適当な洗濯ネットを選ばないで!
網目が粗すぎて爪が引っかかったり、ファスナーがすぐに開いてしまったり、素材が薄すぎて破れてしまったりするような、猫ちゃんに適していない洗濯ネットの使用は、脱走や窒息、猫自身の怪我に繋がり、非常に危険です。必ず猫ちゃんが安全に過ごせる、適切なネットを選んであげてくださいね。例え100均の洗濯ネットだとしても、種類は結構あるので、最適なものを使ってあげてましょう。
6. 猫ちゃんと洗濯ネットの関係、安心のためにできること
猫ちゃんを洗濯ネットに入れることって、初めてだと「かわいそうかな…」って感じるかもしれません。でもね、これは大切な愛猫ちゃんと、そして飼い主さん、両方の安全を守るために、いざという時のストレスをできるだけ小さくするための、飼い主さんの大切な責任ある行動なんです。獣医さんをはじめ、たくさんの猫のプロや経験者の方々が、この方法を「正しい」って言ってるんですよ。
この記事でご紹介した正しい知識と、猫ちゃんの気持ちに寄り添った入れ方を参考に、普段から愛猫ちゃんを洗濯ネットに少しずつ慣らしておくことが、すごく大事なんです。そうすれば、動物病院へのお出かけとか、もし災害が起きて避難しなきゃいけない時とか、予測できない事態にも、あなたも猫ちゃんも、落ち着いて対応できるようになります。
あなたの愛猫ちゃんが、どんな時でも安心してあなたに身を預けられるように、今日からできることから始めてみませんか?そうすることで、猫ちゃんとの絆もより一層深まって、お互いにとって、もっと安全で幸せな毎日を送ることができるはずです。